小さな挑戦

部活をどうするか、息子は春休みじゅう迷っていました。入りたい部がないというのです。希望していた卓球部はなぜか女子のみ。入学式後、ますます頭をかかえる彼にわたしは言いました。「ないならつくれば」。

幸い仲良しの男の子も卓球をしたがっていたので、まずは同志を募って先生にお願いすることに。並外れて気の弱いアカンタレ君たちには“試練”です。

集まった8人のうち1人が担任の先生に話したところ、あえなく沈・・・。2日後、息子が女子卓球部の顧問に交渉してみましたが、諸般の事情で難しいようでした。

最後の望みは教頭と校長。紙に書いていきなさいとだけ助言しました。彼らにとっては清水の舞台から飛び降りる思いだったに違いない。今度は「なんとか考えてみるから待ちなさい」とのお返事をいただきました。

転地学習が終わって、部活が始まり、中間テストが始まっても音沙汰なし。4人に減った子どもたちは、卓球台のある児童館に通いながら薄れる望みをつないでいました。

教頭先生からお話があったのは6月初めのことです。要望事項②「新設がムリなら女子卓球部に入れて(?)ください」がかなうことになって、息子は大喜びで帰ってきました。

彼らが得たものの大きかったこと! 学校がしっかり子どもたちに向き合ってくれるか、親としては結果以上に気がかりでした。新学期のあわただしさの中で先生がたがどんなに尽力してくださったことでしょう。

終業式の今日、ひとことお礼が言いたくて学校を訪ねました。   *午後9時の職員室はまだ稼働中

  • facebook