靖国神社問題

突然の選挙騒ぎで、60回目の終戦記念日にしてはかすんでしまった感のある靖国神社問題。首相の公式参拝がこれほど問題視されるようになったのは、東条英機らA級戦犯14人を合祀した78年以降だそうです。

市民派議員には「靖国アレルギー」が多いのですが、白状すると、わたしはこれだけは同調できずにいます。

好むと好まざるとにかかわらず戦争で命を落とした人びとの慰霊、遺族への慰謝。そして、これが見解の分かれるところでしょうが、戦争の責任をとって処刑された指導者たちも等しくここに祀られる存在じゃないかと思うのです。方向を見誤り、結果的に多くの犠牲を払うことになったにしても、時の指導者として日本の繁栄を願い、さまざまな情勢の中で最善の道を選んだのでしょうから。

靖国神社が軍国日本のシンボルであった史実はそれとして、歴史を振り返って今を見つめ、平和を誓うための場所であってほしい。公式参拝に反対しにくい理由はいたってシンプルです。

  

この子たちや、その子どもたちを戦場に送ってはならないと誰もが願っているはず――。

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