阪神・淡路大震災15周年

15回目の「1・17」は関連行事が重なって迷いましたが、木村拓郎氏(㈱社会安全研究所)が講師と聞いて、市役所で行われたシンポジウム「宝塚・語りつぐ震災 ~安全・安心なまちをめざして~」へ。

基調講演「私たちは震災の警鐘を活かしているか」は、犠牲者6434人、家屋全半壊47万世帯もの被害を記録した大震災を振り返りながら、当時と今で何が変わったか、どんな備えが必要なのか考察する興味深いお話でした。

大きく変わったのは高齢化――人口約2万人の増、世帯数も2万世帯増、65歳以上の人口は約2万5000人から4万9000人と倍増。転入者、少数者世帯、斜面地の多さを踏まえ、災害時要援護者対策が必要とのこと。「次世代に安全安心なまちを残すこと」が私たちの責務であるとして、専門家の視点で具体的な提言をされました。

語りと歌「亡き子から母への手紙」、パネルディスカッション「市民がよりそい支えあうまちへ」、コンサート「追悼・希望・絆」を通して強調されていたのが「絆」です。心のふれあいや支え合いの大切さはいうまでもありませんが、精神論に終わらせず、コミュニティ機能を再点検する必要を感じてきました。

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