最終講義

関西学院大学法学部で公共政策論を教えてこられた松藤保孝教授が、3年の任期を終えて総務省に戻られると聞き、最終講義を聴講してきました。

テーマは、「未来を共に作る皆さん、リアルな現実と夢をみよう 現実認識力、想像力、創造力を磨き、夢を叶えるための社会を作る」。

この国の病理・・・病気であることに気付こう、と切り出された話は、為政者や権威の言葉を鵜呑みにせず、常識を当然視せず、「現実」を見極めよ!という、およそ官僚らしからぬ?メッセージが込められていました。

いや、数々の法案を手がけ、出向先の自治体で現場も経験、リアル社会の矛盾を誰よりご存じだからこそ、学生たちに伝えたいことがあったのでしょう。

「既得権(経済的利益、気分的利益)を守るための洗脳の横行は、現状乖離の拡大と課題先送り、手遅れ化」等々、議員の私には思い当たる例がいくつもあって、いちいちうなずいてしまいます。

松藤先生とは「市民と議員の条例づくり交流会議in宝塚」のPRで研究室を訪ねたのがご縁。「学生に直接お話ししませんか?」と、わざわざ講義の時間を割いてくださったのです。5分でもありがたいのに40分も頂戴した上、私はお誘いいただくまま後のゼミにもお邪魔してきたのでした。

お知恵を拝借したいことがたくさんあるのに、残念! (これからもよろしくお願いします)  

なお、森脇俊雅教授も今日が最後とはここに来るまで知りませんでした。現代政治学研究の第一人者で、宝塚市もお世話になってきた先生です。半世紀にわたる政治学研究の歩みについて、少しでも聴けてよかった。

チャペルでの最終講義は、厳かで、とても印象的でした。

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