卒業研究作品展で「宝塚ホテル」

 卒業制作で「宝塚ホテル」を取り上げたいと、宝塚のまち並と文化的資産を守る会に京都から通ってくれている黒澤彩夏さんは、京都工芸繊維大学で造形工学を学ぶ学生さん。烏丸の京都文化博物館で開催された同学の卒業研究作品展をのぞいてきました。

 「時を紡ぐ」というタイトルのつけられた黒澤さんの作品は、「宝塚の成長を見守り、市民に開かれ、愛された宝塚ホテルを、これからも市民の場所として残し活用する」提案として、本館のみ保存改修し、吹き抜けや外部デッキのある開放的な市立図書館分館へコンバージョン(再生)したもの。書斎付き単身者用集合住宅や市民のパブリックスペースも提案されています。あのクスノキも残して・・・。白い建築模型に、宝塚で育った作者の愛着とみんなの夢がつまっています。

 ほかに、西宮市立養護学校の建替計画やあやめ池の底につくる教室、新しい鞍馬温泉(解説が英語!^^;)など、まちの課題や特殊な用途について研究し提案された力作の数々を興味深く見てまわりました。

 「意匠」コースとも、クリエイターの卵たちのユニークな発想と技量、プレゼン力に感心させられてばかりです。撮影禁止で、ああ残念!

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