
基調講演「未来の地方議会からのバックキャスティング~監査委員を使い倒せ~」では、早稲田大学マニフェスト研究所顧問の北川正恭氏が三重県で起きた監査委員のカラ出張事件の話を皮切りに、善政競争に向けて「TTP」(徹底的にパクろう)と呼びかけられました。
続く講演「監査委員と議会の連携」は江藤俊昭・大正大学教授で、制度矛盾との考えから議選を廃止する議会もあるが、議員の政治的感覚を生かして監査に関わる意義を説かれました。めざすは住民福祉の向上。守秘義務は限定的に、とも。
〇発表1「議選監査委員の今までとこれから~監査委員は行政のかかりつけ医~」(川上文浩氏 可児市議会)
〇発表2「議選監査としての役割」(目黒章三郎氏 会津若松市議会)
〇発表3「議選監査となって一年の挑戦」(小籠敏人氏 あきる野市議会)
後半のパネルディスカッションでは、「議選監査委員の現状とあるべき姿」をテーマに、江藤氏の進行のもと、議選監査委員を務めるお三方による活発な意見交換が行われました。
議選監査委員を名誉職化していないか。正副議長に次ぐポストとしていないか。前者は宝塚市議会でも行われていた時代があり、後者は今も「ない」とは言い切れません。議選監査委員の存在意義と実働時間から副議長より報酬を多くする議会もあり、私はそれが妥当と考えます。
議選監査委員のあり方について、経験者の揃うわが会派は敢えて廃止を提案することで問題提起をしてきました。議会と監査の連携が始まっている報告を聞いて認識を新たにしています。



















