なぜ保育所を・・・?  保育所民営化計画

午後は、民営化計画に揺れる山本南保育所の第2回保護者説明会へ。民営化の理由を財政難と、子育て支援事業の財源や人材確保のためとする市側に、「財政難のツケをなぜ子どもたちに回すのか」「浮いた分を子育て支援事業に充てる保証は?」と保護者たち。

民営化による財政効果を年間5000万円とする試算にも疑問が残ります。保育士が退職しない限り、人件費はどこかで発生するわけだから。

「なぜわが子が犠牲にならなければならないのか」。

担当課は、私立=犠牲じゃないと言いたげですが、民営化は確かにリスクを伴います。担当課は精いっぱい保護者に配慮する姿勢をみせていますが、議論はどうもかみ合わず・・・。

平成14年10月の緊急宣言「財政構造改革に向けて」には、すでに市立保育所・幼稚園の民営化があがっていました。審議会に諮問されたのは15年4月、「民営化を進める」答申が出たのは16年3月です。次世代育成支援のニーズ調査は16年1月。そんな経緯を知らない保護者も、民営化の話が子ども施策の(まして保育施策の)充実のために出てきたわけじゃないと感じているから“犠牲”というのです。

「審議会に保護者代表も出ていた」というけれど、保護者代表はじめ子育て世代の委員たちは一貫して民営化に反対していた。これをどう見るかです。審議会の答申どおりに実行するなど自ら無能力を認めるようなもの。当局は審議の過程にこそ施策の方向を考える鍵を見出すべきじゃないでしょうか。

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