宗教行事も「公務」?   ~予算特別委員会 初日~ 

朝刊に「宝塚市長、公用車で宗教行事」の記事を見た時から、(うわっ、今日のトピックスはこれか・・・)とドキドキ。予想どおり、議会費に続く総務費の質疑に入るやいなや、古谷委員が切り込みました。

公用車の行き先リストには、阪上市長が30年来通っているという宗教団体や、別の宗教団体の集会に出かけた記録が載っています。これらが「公務」といえるのか、さらに、憲法20条の「政教分離原則」に反しないかどうかをめぐって見解が分かれ――。

「よいお話が聴ける」「中山寺の豆まきにも参加している」

「知事も他市の市長も公用車で(宗教法人が主催する行事に?)来てた」

「お坊さんや牧師さんが市長になるのと同じだと思う」

「宝塚市民のみなさんがどんな勉強をされているのか、知るのは公務。市民が集まるところには今後も積極的に参加していく」・・・と、繰り返される市長答弁。

某委員が市長に慎重な行動を求めて括られようとした際、「宗教行事への出席は問題ない。節分会も宗教行事。以前、首地蔵の補修に予算をつけたことの方が問題だ」(党の考えなのでしょうか?)との発言にひっかかった私は、思わず手を挙げました。

政教分離については、津市地鎮祭事件、愛媛県玉串料事件など有名な判決があります。そのときに示された「宗教性の度合い」と「習俗慣習として広く国民生活に根づいているものかどうか」が、市長の行動としてふさわしいかどうかの判断の参考になり得るでしょう。首長の出席は、布教活動に利用されるおそれも大。それに、(議論は避けましたが)小浜の首地蔵は市の重要な観光資源とされているはず・・・。

信者さんしか参加しない行事へは、信仰のためであっても社会勉強のためであっても、私人として出席されるべき(=公用車は×)ですよね。

古谷議員のストレートパンチが決まらないなんて・・・。議論がかみ合わないというより、蒟蒻(こんにゃく)でできたサンドバック相手に格闘しているような感じなのです。

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