「副市長1人制」は否決  ~総務常任委員会2日目~

今議会の焦点のひとつが「副市長1人制」への条例改正案でした。3月議会で「継続」=実質廃案にされたため、市民ネット、共産党、社民党、緑化福祉連合の1人であらためて提出したものです。

目的は、市長と一体となって行政運営を進めていく副市長の責任の明確化、職員への権限委譲、組織の活性化と職員の既存能力の活用を図るため。同時に組織運営の合理化、財政負担の軽減をめざすという、4年前に議会が「助役1人制」を議決したときとほぼ同じ理由です(渡部前市長が再議でひっくり返してしまいましたが)。

市長の補佐的要素の強かった助役と比べて、副市長の権限は非常に大きく、「(市長との)権限分担の明確化」と「公表」が不可欠とされているのに、宝塚市では相変わらず技術系・総務系といった助役間の役割分担しか考えられていません。今こそトップマネジメント体制のあり方を見直さなければならないこと。前市長時代に「枠配予算」(部で決められた予算内で事業を行う)方式がとられ、結果的に部長への権限委譲が果たされましたが、これを拡大していくべきこと。行政のスリム化=“頭でっかち”にしないこと(実は、部も室も増えているんです!)。伊丹市をはじめ財政難から副市長を1人にする市も増えていることなど、提案者側から述べました。

「1人制」に反対する会派は、課題が山積する市の状況から「1人」ではとうていまわらないこと、規模の似た市で2人制が多いことなどを強調。「1人制」をリードしてきた公明党はひたすら沈黙し続け・・・。採決の結果、可否同数となり、またしても委員長採決で「1人制」は否決されてしまいました。

「現実問題として今は難しい」との見方が庁内で強かったのも確かです。要はトップ次第ですから。
  • facebook