(続き)検証委員会は公開で  ~寺本さなえの一般質問その1~

とはいえ、検討委員会の出した結論は尊重したいと思います。現行制度の課題が出尽くし、議論のあった点は両論併記されていること。それに、真剣なやりとりが感じられるからです。

「宝塚の子どもたちを地域の高校に」「十五の春を泣かせるな」との願いをかなえてきた総選制も、あちこちに制度疲労が生じてきた。リフォームでは修復困難なので、建て替えを検討したい――学校教育部長の答弁はそんな感じでした。

問題は、県に要望した後のことです。学区は? 時期は?(要望が多いという)特色化は? 特色選抜の議論は一切なされておらず、総選から複数志願制への移行は前例なし。加算点などの詳細も含め、新しい制度についてはよほどの研究・検討が必要です。それをどんな組織とスパンで行っていくのでしょうか。

答弁は、「導入は早くて21年度から。検証委員会を設置し、2年かけて課題を検証していきたい」。

「ぜひ公開でお願いします」――譲れない一点です。これが約束された意味は大!

制度の移行は、高校入試という「入り口」のカタチや大きさが変わるだけでなく、中高の公教育そのものの見直しにつながります。総選制、そして宝塚の教育が大切にしてきたものをどう守っていくのか気になるところですが、とにかく「県におまかせ」では困る。県立高校のあり方についても、保護者の声(切実です!)を県に届ける機会にしてほしいものです。

最後に、説明会に参加していない8~9割もの保護者は新聞でしか動向を知らないままですから、市教委と学校は積極的に周知と意見集約に努めるよう求めました。

これらの意見や要望に対して、おおかた前向きな姿勢が示されたものと受け止めています。

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