江東区①集合住宅の防災対策、洪水ハザードマップ ~防災に関する調査特別委員会~

2日目は東京都江東区(47万6000人、39.94平方㎞)へ。同区は東京都の東南部、東京湾に面し、埋め立て地に工場や住宅が立ち並んでいます。

区民の8割が集合住宅に住んでいるため、集合住宅防災ガイドブックを作成。区の防災マップ、荒川の氾濫に備えた洪水ハザードマップ以外に、町会単位の防災マップを約6割の町会が作成し、自主防災組織として災害協力隊も結成されているなど、区と住民あげての先進的な取り組みに注目されます。

区役所横の防災センターで、危機管理課長と防災課長から話をうかがいました。

区と協力隊の情報交換は年1回。災害協力連絡協議会(100名)や講習会・訓練、防災士養成などを通じて啓発にも力を入れているとのこと。

目を引くのが「災害情報配信システム」で、小中学校と隊長、議員宅に計600台が支給されています。ちょうど小型テレビのようなもので、ふだんはニュースなどが配信されているそう。経費は5680万円。  

東京都が発表した「首都直下地震による東京の被害想定」にもとづいて区内の被害想定を明確に定め、対策を打ち立てている点も注目。被害想定のできない宝塚市との差を痛感させられました。

視察先では「都市型災害の参考になるのは阪神淡路大震災」といわれ、質疑はもちろん情報交換においても充実した機会がもてました。

*マンション自治会が作成した防災マップ。災害協力隊本部や避難所へのルート、AED設置場所などが一目瞭然!

  • facebook