地域農業活性化に女性の力を  ~東海・近畿ブロック女性農業委員研修会~

地域農業の活性化と女性をテーマにした興味深い研修会が京都市内で開かれました。

まず、近畿農政局経営支援課、(独)農業者年金理事長から関連の、また全国農業会議所の高橋那緒氏からは来年7月の農業委員統一選挙に向けた女性農業委員登用の取り組みについて、話題が提供されました。

農業従事者に占める女性の割合は44%。女性の能力を活かした経営体は販売金額が大きく、多角化も進む傾向。経営方針や役割分担などを家族で話し合って取り決める「家族経営協定」を締結する農家数が増加中とのこと。

一方で、農業委員や農協役員など政策・方針決定の場への女性の参画は進まず、約4割の組織体で登用なし、と聞いてびっくり! (男女共同参画基本計画における成果目標は今年度までにゼロ達成)

続く講演「農業イノベーションで明るい未来を!~農業×○○、○○に何を入れますか?~」は、㈱エムスクエア・ラボ代表取締役の加藤百合子氏が講師で、生産者と研究機関やあらゆる業界を結ぶコンサルタントの目から見た農の現状と課題、6次産業化への期待などについて。

最近よく耳にする「第6次産業」は、農水産業者が生産だけでなく食品加工や流通・販売にも関わることで、収益アップし活性化しようというもの。女性の起業に伴う困難と切り抜けるコツなど、自ら子育てとビジネスの両立に奮闘中の講師の話にうなずきながら聴き入る人、質問する人・・・女性たちは真剣です。

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