女性農業委員をふやそう  ~東海・近畿ブロック女性農業委員会研修~

全国で活躍する女性の農業委員は2,171人。女性ならではの視点や感性を活かし、地域内の農地パトロールや遊休農地の解消活動、農地に関する相談対応をはじめ、食農・食育活動や若手就農者へのサポートなど様々な活動に取り組んでいます。

農産漁村や農林水産業の活性化には、アイディア、行動力、ネットワークづくりの面で女性が能力を発揮することが不可欠といわれているのに、全農業委員のうち女性の割合はたったの6.1%(H8は0.6%だった!)――。

後半のグループディスカッションで、同じテーブルになった農業委員がほとんど「議選」、つまり議会の推薦で選出された人とわかりました。いかに女性が選挙に出にくく、通りにくいか、状況は想像に難くありません。水面下で候補者の調整が行われたり、地区ごとでまわされたりで、選挙戦なしのケースが多いのですが、女性は調整の対象外。なった女性農業委員への「女になにができる!」は序の口、今どきあり得ない差別的な待遇を受けた体験談も聞きました。一方で、存在が評価されている地域も徐々に増えてきています。

能力と意欲のある女性農業委員をふやすために、「議選」で就いたら認められる働きをする。2期目は議選枠を女性に譲って自らは選挙に出る。3期目は女性委員をもう1人増やすこと――権力や地位に固執しない、かつての女性議員たちのように、熱い志で地道にチャレンジし続ける先輩がたがここにもいらっしゃったのです。

宝塚市では議選の2枠は市議の充て職になっていて、今年度はたぶち議員と私、たまたま女性です。いろいろ考えさせられる研修でした。 

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