東小雪さん「ありのままの自分であるために ~LGBTについて理解を深めよう~」

純白のウエディングドレスに身を包んで手を取り合うふたり――。ソリオホールで開かれた「人権を考える市民のつどい」で、一昨年の春、東京ディズニーリゾートで初の同性結婚式を挙げて話題を呼んだ元タカラジェンヌ・LGBTアクティビスト、東小雪さんの講演を聴きました。

セクシュアリティの気づきと葛藤、歌劇時代、親へのカミングアウト、裕子さんとの出会いと人生の節目となった結婚式、ふたりの暮らしまで、東さんは自らの体験を語ってくれました。

LGBT(性的マイノリティ)は人口の7.6%。13人に1人、クラスに2~3人はいること。身体的性×性自認×性的指向の組み合わせはいろいろ。「同性愛は趣味」「同性愛を認めると少子化が進む」は、よくある誤解であることも――(6月議会でこれを主張した議員はその後学習されたようですが、まだ思い込んでいる議員もいます)

同性婚が認められないと、2人で家を借りるのが困難、共同名義でローンを組めない、病院での面会や看取りができるか不安、パートナーに財産を残せないなど、「家族」としての権利が保障されません。それがどれほど悲しいことか。

とてもわかりやすいお話でした。

愛する人と歩む日々を「最高にしあわせ」とアピールされた東さんは、渋谷区のパートナーシップ証明書第1号。伝統的?家族観から脱却できず、夫婦別姓すら何十年も通らないこの国では、同性婚のハードルは相当高そうですが、マイノリティも安心して自分らしく暮らせる社会づくりは進めなければなりません。

今日の講演には人権擁護委員やPTA関係者をはじめたくさんの市民が参加されていました。LGBTへの理解が深まり、広がることを願っています。

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