夜間中学を訪ねて

 一般質問で夜間中学を取り上げるにあたって、尼崎市立成良中学校琴城分校を訪問。夕方5時半からの授業を見学させていただきました。

 同校はさまざまな事情で義務教育を修了できなかった人たちが学ぶ場として1976年に開校。現在の生徒数は43名、うち31名が外国籍(中国・韓国・インド・バングラディシュ・タイ・フィリピン)、年齢も10代から70代まで実に多様な人々が通われています。

 学校要覧には3学級と書いてありますが、日本語の習熟レベル別に6クラス。文字が読めない人にふつうの教科書は使えず、教材をプロジェクターで映したものを使うなど工夫しながら授業が行われていました。

 仕事や家事を終えて駆けつけ、毎日9時近くまで勉強するのはどんなに大変なことか――「学びたい」という強い思いと学ぶ喜びなくしてできることではありません。

《校歌》

1 あこがれつづけた 学校の/門をくぐった 三年前/奪われていた 文字一つずつ/取り戻していく日のうれしさよ

2 一日の疲れみな忘れ/学ぶ充実の 三年間/思いをつづるよろこびを/鉛筆にぎる手にこめる

3 光が流れゆくように/はやすぎ去りし 三年間/学んだ心の財産よ/忘れはしない わが琴城

 

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