
第50回全国保育団体合同研究集会が4~6日、大阪の5会場で開催され、立命館大学茨木キャンパスで行われた分科会に参加してきました。58もの分科会のうち、私は「幼稚園の現状をふまえた実践と課題」と「小規模保育事業の現状と課題」ほかの分科会へ。
「幼稚園」では、子育て支援の名のもとで、子どもたちの心の動きやつぶやきを受け止める時間や空間を失いかねない今日の保育環境への警鐘というべき報告が(神奈川・金井幼稚園)――別の分科会と重なって大事な講演を聴き逃してしまいましたが、レポートを拝読して深く共感しました。宝塚の老舗幼稚園でも同様の懸念をうかがったことがあるのです。
預かり保育と保護者会活動(同・かぐのみ幼稚園)、幼稚園型認定こども園の問題点(吹田市の保護者)についても興味深い報告が行われました。
認定こども園については、幼稚園+保育所という制度の複雑さもですが、実際に「4歳児からは連絡帳がない、お昼寝もなくなる」「担任に会えるのは月1回程度」「保護者会が平日」と聞くと、働く親と子どもの生活にはきびしいなぁと考えさせられてしまいます。
八尾市が公立の19幼稚園と7保育所をすべて廃止して、240人規模の認定こども園への再編計画を進めているとか。来春の開園に注目しています。
子どもの最善の利益と子育て支援がともに進まないとすれば、それは財政面から「効率」を考えてしまうからではないでしょうか。子育てほど効率になじまないものはないのですが。 ⇒続く




