
早や25年、もう25年――。あの日のことはやたら鮮明に記憶している一方で、日常を取り戻すまでの3カ月間については、切り取って、雲の上に乗っけてあるような不思議な感覚でいます。そこだけ別の時間が流れていたのでしょう。わが子とふたり、会社も非常事態、大阪の保育所での緊急受け入れ、芦屋の避難所まわり・・・。とにかく無我夢中の日々でした。
「1.17」の日はあちこちで行われる関連行事に追われたものですが、さすがに少なくなって、総合防災訓練も別の日に。今日は「鎮魂の碑」の横に設置された銘板の除幕式に参列した後、「鎮魂と感謝のコンサート」に出かけてきました。男女共同参画センターのロビーに集ってきた、市民の実行委員会による催しで、今年は中央公民館です。
防災講演会の講師は室崎益輝先生で、テーマは「次の大災害に備えるコミュニケーションとコーデネーションとコラボレーションの大切さ」。続いて、鎮魂のコンサートとして尺八(井本蝶山さん)、感謝のコンサートではハープ(野田千晶さん)の演奏を聴きました。
長かった1995年の冬。全国から支援の手が届き、復興への道を歩んできたこと。生きていること。いろんな思いが駆けめぐります。ラストは和洋ふたつの楽器によるすばらしい合奏で、その余韻とともにひとつの区切りを感じてきました。




