旧宝塚ホテル跡地開発事業について ~一般質問その1~

 旧宝塚ホテルの解体が始まりました。1926年(大正15年)5月に開業して約95年。建築家・古塚正治氏が手がけたモダニズム建築で、国内屈指のクラシックホテルとして多くの財界人や文化人に愛され、住民に親しまれてきたホテルです。宝塚歌劇とともに宝塚文化の象徴として、わが市の上質で文化的なイメージを全国に発信し、にぎわいを創り出してきた建物を失うことの痛みは計り知れないものがあります。

 2015年5月に阪急電鉄㈱から移転計画が公表されて以降、建築学会や専門家、地元コミュニティ、文化活動団体などが建物の保存利活用と宝塚南口駅周辺のにぎわいづくりを願ってシンポジウムや勉強会を重ねてきました。市当局との意見交換会も続いています。

 すでに周辺は高層マンションが林立する住宅街となって、人口こそ激増したものの駅前商業施設は空き床が目立ち、道路は渋滞、小学校は超過大規模・・・。ホテル移転と跡地開発によって町がかつての輝きと利便性を失ってしまうのではと、住民や商業者の皆さんは不安を募らせてきました。

 先般、事業者から事業計画案が示され、当局と協議中と聞いています。にぎわいのある良好で魅力的なまちづくりに向けて、地元コミュニティや文化活動団体からの要望を受け、市が阪急電鉄㈱に申し入れてきた内容(2017年8月)はどう反映されるのか。進捗と方向性について質したところ――。

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