
午後から北野議員と国登録有形文化財「旧松本邸」(桜ガ丘)へ。木立に囲まれて建つ薄緑色の洋館は、神戸の貿易商・土井内蔵(くら)氏の本宅として、昭和12年(1937年)に建てられました。設計を手がけたのは氏の甥にあたるアメリカ帰りの建築家・川崎忍氏。シャンデリアと暖炉のある応接間、真紅のカーテン、食洗器をビルトインしたモダンなキッチン、大理石のお風呂、庭の隅にはワインセラーと防空壕・・・。古き良き昭和の時代にここでどんな暮らしが営まれていたのでしょう。
故・松本安弘氏(土井氏の娘婿)の遺言によって宝塚市に寄贈されたのは平成13年(2001年)のこと。17年に国登録有形文化財に登録、21年にひょうごの近代住宅100選に選定されました。雑誌の撮影や映画「火垂るの墓」の撮影にも使用され、最近では年2回の一般公開にたくさんの洋館ファンが訪れるようになっています。
春の公開はコロナで中止されたので、ここへ来るのは1年ぶり。歴史的建築物に詳しい歌人の伯爵こと北夙川不可士さん(一般社団法人宝塚まち遊び委員会)のガイダンスで館内めぐりを楽しんできました。
※一般公開は7日(日)まで。




