JR脱線事故から20年 しなやかな回復

「Resilience~しなやかな回復~鈴木順子と仲間たち」

JR福知山線脱線事故で重傷を負い、右半身麻痺や高次脳機能障害を抱える鈴木順子さんが、リハビリを兼ねて取り組んできた陶芸の作品展です。

色鮮やかなカクレクマノミの大皿を抱えた笑顔のまぶしい女性。市内の工房から届いた案内ハガキをひと目見て、私はこの人(と大皿)に会いに行こうと決めていました。

ハート形の壁掛け時計、個性的な器や置物などがサブギャラリーいっぱいに展示。困難を乗り越えてきた強さとやさしさ、そして、順子さんを支えてこられた陶芸仲間の皆さんの思いが会場全体から伝わってきます。

宝塚市民を含む乗客106名と運転士が亡くなった大惨事。尼崎市内の事故現場には近隣自治体からもたくさんの救急隊が駆けつけましたが、なんと、「救助隊長だった宝塚消防署のかたが来てくださって…」と、再会の喜びを隠しきれない順子さんとお母さま。

陶芸との出合いが良元小ともうかがいました。

不幸にして事故や事件に巻き込まれて人生の変更を余儀なくされた人たちが、健康と平穏を取り戻し、復帰しやすい社会へ。生き延びた順子さんの幸せはみんなの希望です。

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