まちおこしの「土」と「風」

「歌劇のまち宝塚の都市再生にかかる取り組み」を紹介する催し(監修:定藤繁樹関西学院商学部教授)へ。学生案をもとに進行中の6つのプロジェクト(河川敷の活用、イルミネーション、足湯、景観統一、宝塚駅橋上化、アートによる都市再生)と、教授陣による高度福祉マンション、リサーチパーク、歌劇の研究会が3つ。ゴールはまだ見えないけれど、学生と職員の真剣さは伝わってきます。

一方で、参加者から「主体は市民。市民はPJの受け手ではない」との意見も。市民が主体的にまちづくりに関わる仕組みづくりは、わたし自身の課題でもあります。

大学との提携でまちおこしに取り組む例は珍しくありません。まずは「土」がしっかりしないとだめ。「土」は固まりすぎてもだめ。外からの新しい「風」が吹いて、緑豊かな風土がよみがえる――住民は「土」。学生が「風」になってくれたと、ある小さな町の担当者が話してくれたことがありました。農村でも観光地でもない住宅都市の難しさはあるにせよ、宝塚市でもこのPJが住民と地元商業者の本気を引き出す起爆剤になれば・・・と期待しています。

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