高校入学者選抜制度等検討委員会がまとめた案は、「特色選抜・複数志願制の導入を県に要望する」というものです。そこで、40年間続けられてきた総合選抜制度を、当の教育委員会はどう評価し、課題を認識しているか質すと――。
「一定の学力があれば公立高校に進学できる。過度の受験競争を避け、ゆとりある中学校生活がおくれる。地域の高校を育てる上でも大きな役割を果してきた」と教育長。一方で、選択肢が増えてきたことや“回し合格”の問題などが挙げられました。
「一定の学力があれば公立高校に進学できる。過度の受験競争を避け、ゆとりある中学校生活がおくれる。地域の高校を育てる上でも大きな役割を果してきた」と教育長。一方で、選択肢が増えてきたことや“回し合格”の問題などが挙げられました。
結果は別として、私のこだわりのひとつは今回の議論の進められ方にあるのです。
▼前教育長は16年3月、総選制をめぐる請願項目の審議で「アンケート調査を行い保護者と子どもたちの意見を十分聞いていきたい」と答えているが、説明会でのアンケートがそれ?
▼「高校教育改革進捗状況説明会」の参加人数の偏りをどうみるか(G中101人、H中7人、T小3人って? そもそもこのタイトルで小学生の親がたくさん来ます?)
▼立地条件や地域性が大きく関係するであろう問題を、この偏りのまま論じてよいものか
▼目的や重要性を伝えずに配られたアンケートが「検討の重要な参考」に用いられたのは、調査のルールに反しないか――G中では130人以上参加していたので、30人は書いていないことに。会場の後片づけに追われていたPTA役員も、私もですから、これは不本意。校長もびっくりです
▼その分析結果の解釈も正確とはいえず、議事録をみる限り、2月に市民1000人を対象に行われたアンケートの結果(総選支持が反対を上回る)は考慮されていない。
以上の点で、私は「意図的でないにせよ、市教委のリテラシーに疑問を持たざるを得ない」と述べました。




