
宝塚市を拠点に国際的に活躍された現代美術家・元永定正さんを偲ぶ「くれない忌」が、命日の10月3日、アピアホールで催されました。
4回目となる今年の企画は、ジャズピアニスト・山下洋輔さんによる「もけらもけら」コンサート。「もけらもけら」は、元永さんの絵に山下さんが文(音?)を添えた、子どもたちに人気のあの絵本で、コンサートの初演は25年前の三重県立美術館の元永定正展から始まったそうです。
目の前で聴く天才の演奏のすばらしかったこと!
4回目となる今年の企画は、ジャズピアニスト・山下洋輔さんによる「もけらもけら」コンサート。「もけらもけら」は、元永さんの絵に山下さんが文(音?)を添えた、子どもたちに人気のあの絵本で、コンサートの初演は25年前の三重県立美術館の元永定正展から始まったそうです。
目の前で聴く天才の演奏のすばらしかったこと!
後半は、山下洋輔さんと中辻悦子さん(元永さんのお連れ合い。絵本作家)のトークセッションで、数々のエピソードに現代美術とジャズピアノ、山下家のヒストリーについてもちらり。先ごろ保存が決まった奈良少年刑務所の設計者が祖父で、保存運動に会長として関わってこられた話になって、私の関心はそちらに逸れかけました。
そうでした、そうでした。作家の寮美千子さんも名を連ねておられた運動です。以前、宝塚市役所で開かれた寮さんの少年刑務所の写真展と詩に深い感銘を覚えたことも思い出しました。文化人はつながっているものですね。
5年前に元永定正さんが亡くなった直後、私は一般質問で、市が追悼の作品展を開くなどして「世界のモトナガ」の業績を顕彰すべきと訴えました。
翌年、くれない忌の発起人に安藤忠雄、木村重信、谷川俊太郎といったビッグネームが揃って、わが西公民館に入ってこられるのを見かけたとき、元永さんの残したものの大きさをあらためて思い知らされたものです。
名誉市民にするならこの人でしょう。




