「産める議会」をめざして

 私が「産めない議会を返上」という新聞記事を切り抜いたのは、熊本市議会で騒ぎが起こるずっと前ですが、宝塚市議会が欠席理由に「出産」の2文字を加えたのは昨年のこと。先日、議会運営委員会で茨城県取手市議会へ視察に伺ったとき、視察項目ではなかったある取組に私たちは注目しました。女性議員による特別委員会を立ち上げ、出産・育児に関する規定を提案されていったのです。

 4月の改選をひかえた今、私たちには、これからの女性議員とそれをめざす人たちのためにやるべきことがある。というわけで、議運のお墨付きをいただき、先週は女性議員でランチミーティング、今朝は議長室に集まりました。概ねまとまったのがこの2点です。

 〇産前6週間・産後8週間までの休業が認められるものとする

 〇欠席の理由に「出産の立ち会い」を加える

 公務への欠席を「認める」というのは、妊娠出産する議員の存在を前提とした重要な意味合いをもちます。そこで、出産当日しか認めらないようでは意味がないし、議員であっても妻の命がけの出産にパートナーとして立ち会うことを認めたい。議論があるのは確かですがーー。

 任期中に出産? そんな人に託せないという風潮から、若い既婚女性が議員になるのを躊躇し、妊娠した女性議員が再出馬を断念するケースも後を絶ちません。その結果が、わが国の政治分野における女性の参画率の低さで、国会議員数の国際比較で調査対象国193か国中175位、市区町村議会における女性議員比率が平均13.1%というお粗末すぎる数字に表れています。

 国はこの不名誉を挽回すべく、政治分野における男女共同参画法を制定しました(新内閣の構成比はアカン!)。任期中に出産、子育てしながらがんばっている女性首長や女性議員もぽつぽつ。多様な民意を反映できる議会をめざして、23名中女性が8名いる宝塚市議会も2歩目を踏み出せたらと願っています。議決権の保障等については先進事例を研究中。 #議会改革

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