もうひとつの「筆談」★意見交換会の意義

宝塚市議会70周年記念「意見交換会 ~宝塚をもっと未来へ~ これからの時代の変化に対応するには」が開催されました。

テーマは、①にぎわいのあるまち ②子育てしやすいまち ③医療と介護の充実したまち ④女性が活躍するまちの4つ。①のグループでは、アートや地場産業の植木を活かしたにぎわいづくりや外から見た宝塚を意識した発信、②では、子どもたちの豊かな放課後と安全な遊び場、子育てしやすい環境づくりと人材育成。⑷では他市の取組やハラスメント防止に向けた宝塚市議会の取組などについて、それぞれ活発な議論が繰り広げられました。

私は③のメンバーでした。重度の自閉症の男性とお母様が切り出されたのは、気持ちと無関係に身体が動いてしまう特性ゆえ困っているという話。それが、「筆談」(介助者のサポートによって指で相手の掌に字を書く)に出合ったことで他者とのコミュニケーションができるようになって、奇声などの問題行動が激減、穏やかな日常へ変わってきたというのです。

衝撃でした。正直、叫んだり、壁に頭を打ちつけたり、ちょっと不可解な行動をとる人たちがふつうに言語を理解し、応じようとしていたとは思いもしなくて。表現ができず、伝わらず、勝手に解釈されて、どんなに悔しく情けない思いをしてこられたことでしょう。

ペンと紙ではダメな「筆談」があることも、私は初めて知りました。

勇気を出して、よく来てくださいました。私たち議員が共有したことを、どのように発信し、(指)筆談への理解と普及に努めていけるか――。

テーマの趣旨とは違った展開になりましたが、それも上等。あらためて市民の皆さまとの意見交換の場をもつ意義を実感しています。

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