香害は新しいシックスクール問題

香害で学校に行けない――子どもたちの声が院内集会で語られました。防毒マスク姿の親子も駆けつけ、香料による健康被害の実態を語りました。男の子は小学1年生。外出時にはマスクが手放せず、この日も大変な覚悟で来られたようです。
別のお母さんは「柔軟剤を身にまとう児童が30〜40人もいる教室では、下校時には服も髪もランドセルも、何もかもに臭いが移っている」と語り、湿疹や鼻血などの症状が出るようになったわが子の苦しみを代弁しました。

今回の調査は、日本臨床環境医学会と室内環境学会が2024年5月から11月にかけて実施。全国9都道県・21市区町村で、約1万人の子どもたちを対象に行われました。その結果、8.3%が香料による体調不良を経験し、うち4人に1人が登園・登校を嫌がっていたとのことが明らかに。不調を訴える割合は学年が上がるほど増え、小中学生では1割を超えています。
特に多かったのが「給食着を何とかしてほしい」という声。家庭での洗濯に香料入り製品が使われることで、共有する白衣が香害の原因になっているという指摘です。
調査に携わった寺田良一・明治大学名誉教授は「不快に感じている子はもっと多く、すでに多くの児童生徒が被害者と言える。学習環境が損なわれている」と警鐘を鳴らしました。

宝塚市教育委員会は2023年5月にアンケート調査を行っており、ほぼ同様の結果が出ていました。
香害は、目に見えにくいけれど確かに存在する“新しいシックスクール問題”。不登校になっている子だけの問題ではないことを訴えていきます。

#香害は公害 #香害をなくす議員の会

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