「少年自然の家」のピンチ

夕方から会派の有志で西谷地区にある「市立少年自然の家」を訪ねました。初めてなのにどこか懐かしい感じのする建物で、320人まで宿泊可(二段ベッドが並んだ部屋はきつきつでも楽しそう!)。その奥には森や里山、野外活動場、アスレチック施設、天文台など、自然を丸ごと楽しめる広大なフィールドが広がっています。

木々や設備の手入れは職員の手で行っていると聞いてびっくり! その行き届いた様子からどれほど愛着をもってここを守り育ててこられたかが伝わってきました。

緑に囲まれた変形プールは子どもたちに大人気(小学校のプールが屋上にある時代ですから!)。ところが、老朽化した配管の工事に2200万円もかかるということで廃止を余儀なくされるというのです。

転地学習の拠点として全国に先駆けてオープンし、注目を集めた「自然の家」も、自然学校の舞台が県の施設に移るにつれて利用者が年々減少。築30年と老朽化が進み、行革の流れの中で存続の危機に瀕しています。学校の授業や生徒児童を含む団体の利用に限られてきた「自然の家」は今年度いっぱいで閉館され、日帰りの野外活動施設として一般に開放される予定。それでも「廃止」よりはずっといい・・・。

新しい試みが成功し、今まで以上に多くの子どもたちが自然の中で遊べるように。そして、いつか施設のリニューアルを果たして、森のプールや星空の下での宿泊を誰もが気軽に楽しめるよう見守っていきたいものです。

※昆虫の標本も豊富。ファーブルの愛読者だった私には久々に心ときめく施設でした。

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