
継続事業である荒地西山線整備事業について、地元以外の人も関心を寄せるのは、いうまでもなく財政難だからです。これまでは沿道と沿線の限られた住民だけの問題だったかもしれない。けれども、宝塚温泉の失敗、新霊園用地購入の不透明ないきさつもあって、市民は税金が何に使われようとしているのかについて非常に高い関心をもっています。財政悪化で「市民の負担やむなし」と宣告されている今、多額の市税が投入される事業については計画段階から公表し、合意を形成することが求められているのではないでしょうか。住民自らが公共事業の選択に参加するシステムを模索する自治体も出始めています。
夕暮れ時の千種地区を歩いてみました。角の家には色褪せかけた「荒地西山線反対」の看板。ここ線路の西側では10年以上も反対運動が続いていると聞きます。「この閑静な住宅地に大きな道路を通そうなんてどうかしてますよ。どんなまちにしたいのか、市がしっかりビジョンをもたないと宝塚はめちゃくちゃになる」「渋滞解消のために道路を広げるのって、古いやり方じゃないか」とは散歩中の男性たちの意見です。「少子高齢化の将来を考えれば、今つくるべきは道路じゃなくて福祉施設でしょう」という人もいました。
※生活経済常任委員会では、パソコンの処分等に関する条例▼病院事業会計決算▼高機能救急車の購入等が採択。「新パチンコ条例の制定」「乳幼児の医療費自己負担割合」の2議案は継続審議に。




