国民健康保険の「世帯主」

市議になった私は国民健康保険に加入しました。会社勤めのパートナーは社会保険。私は国保の保険料の請求が彼あてに来ていたのを知らず、彼は「???」で、わが家は何カ月も「滞納」してしまっていたのです。同様の混乱が、私の知人だけで何件も起きていました。

被保険者も、保険料を支払っているのも私なのに、なぜ“他人”名義なの?(保険証の表に本人名の記載なし)。怪しげな「擬」マークはなに? 

国民健康保険課に聞いてみると、国民健康保険法および地方税法で、保険料の納付義務者は「世帯主」と定められているので、との回答。わが家のように、国保の被保険者でない者が世帯主をしているケースを「擬制世帯」というのだそう。←なんとなくイメージ悪いなあ・・・。

市が被保険者本人に賦課をおこなっていた例について、滞納対策として、納付義務者を世帯主に変更し“適正な”賦課を行なうよう、県から要請された経緯もありました。が、2年前に厚労省は、擬制世帯においては被保険者を「国保上の世帯主」として取り扱えると通達しています。

「・・・だったら払え!の夫婦ゲンカになったじゃないですか」というと、「擬制世帯の場合は、いくつかの要件に該当すれば“世帯主”の変更を申請することができますよ」と教えてくれました。

それにしても、世帯主っていったい何なんだ。「主として世帯の生計を維持する者で、その世帯を代表する者として社会通念上妥当と認められる者」ったって、共働き家庭が増えているのに意味ないやん。PTAの保護者欄にほとんど学校に来ない父親の名前を書く人が多いのも、これだから。時代遅れのこの制度、なんとかならんのかいな。

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