6月議会とバックラ派、そして選挙

参院選の応援でみんな出払い、議会はがらーんとしています。無所属のわたしは傍観を決め込んでいますが、もちろん関心は大あり。今度の選挙は改憲をはじめ、いろいろ影響が大きいですから。

「ジェンダーフリー教育の見直しを」と訴える選挙カー(おなじみの県議と元衆議が乗っていました)。

男女共同参画政策へのバックラッシュ(反動)派が各地で戦略的な動きを始めているのは気になります。「男女共同参画社会の実現は21世紀の最重要課題」と国が位置づけているのに、基本法の精神に反する参画条例を市町で制定しようとしたり、修正しようとしたり――。荒川区では新しい区長が条例案を見直すために懇談会を新設、“仕組まれた”運びに人権派で知られる弁護士がイスを蹴って辞任する一幕が。男女の違いを明記した同区“男女共同参画条例”は今週明けにボツになり、三鷹市議会でもジェンダーフリー教育是正を求める意見書が賛成少数で否決・・・ほっ。地方議会も良識の府でありたいものです。

逆に、筑後市では参画条例案に議会が修正をくわえようとしたため、市長が議案を取り下げました。男女の特性を強調し、それに基づく家庭や社会のしくみ(性別役割分担)を是とするなど時代錯誤も甚だしい。

一般市民は知っているのでしょうか。

「婚姻・家族における両性平等の規定(現憲法24条)は、家族や共同体の価値を重視する観点から見直すべきである」と自民バックラ派。お寒いな。

6月は男女雇用機会均等月間でした。「均等法」がバージョンアップして5年、男女共同参画推進基本法も丸5年。加速する世界の動きに追いつけないものの、個人の意識は進みました。友人の勤める短大は男女共学に、さらに生き残りをかけて4年制へ申請中というし、どの大学も家政科は不人気。娘に自立可能な道を選択させる親がふえています。政治家がどう言おうと、社会は確実に変わってきているのです。

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