「大きな公共と小さな政府」  ~鳥取自立塾 その2~

続く分科会は、「新しい公共と行政のアウトソーシング」をテーマにした部会へ。千葉県我孫子市(約13万人)の福嶋浩彦市長が講師でした。

同市の「提案型公共サービス民営化制度」は、どの分野を民営化するかという検討段階から民間の発想を採り入れるもの。1200の事業をすべて公表して公募した結果、退職者による行政サービスセンター、レセプト点検、配食サービス、広報ほか多くの提案がきているそうです。

審査基準はズバリ、「真の市民の利益につながるか」。

公共サービスを市場原理に任せるのでなく、縮小するのでもなく、地域コミュニティの中で「新しい公共空間」をつくり・充実させていきたいと語る福嶋市長。まさに目からウロコです。

後半は、議会と市民参加について。まず、二元代表制を機能させるしくみとして、

●議会に市民からのクレームを受けつける常設窓口を設置(=議員が政策そっちのけで“御用聞き”に走るのを防ぐ) ●ローカルマニフェスト型選挙 ●議員立法を促進するための付属機関を設置 ●議会事務局の調査スタッフを充実。これらを盛り込んだ自治基本条例を策定中とのこと。

市民が直接市政に参加するしくみとしては、●公募型補助金と市民による審査制度 ●市民債の発行 ●予算編成のプロセスを公開し、パブリックコメントにかける ●市民の条例案づくり(!)を政策法務室がサポートする・・・など。  質疑タイムにはひっきりなしに手が挙がっていました。 (8/4)  

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