
4.宝塚市の「子ども(権利)条例」のめざすものは?
同名の条例が各地で誕生していますが、実は大きく3つのタイプに分類されます。①「国際子どもの権利条約」をベースに子どもの権利保障をめざすもの ②青少年健全育成条例っぽい性格のもの ③子ども施策を推進するためのもの。市がつくろうとしているのは3番目、(権利)抜きの「子ども条例」だそうです。
子どものためになる、という意味では有益でしょうが、そもそも何人もの議員が求めてきたのはこれでしたっけ? 議事録を調べると、条約の精神に則って子どもに基本的人権を自覚させ、みんなでこれを保障していくための規範が望まれていたことが明らかです(△が1名)。
「市民参加条例」と「まちづくり基本条例」のまちですよ!
女性たちの思いのこもった「男女共同参画推進条例」も早かった。「子どもの権利」を研究する市民グループが複数あるし、10年も前に子どもの意見を聞きながら試案づくりをしたPTAもありました。市民間にも、宝塚市で子どもの条例をつくるならこうだろうとの期待があったはず・・・。
条例案は、次世代育成支援行動計画の策定に関わり、その進行状況をチェックするために選ばれた「地域連絡協議会」で検討されています。どこでバケたのか(凡その見当はつきます)。なぜ今年度中なのか。たった4回で議論が尽くせるのか――「市民参画」とはほど遠い進め方に、私は疑問を感じています。




