「医学の進歩に伴う昔の常識 今は非常識」 ~六稜トークリレー~

月1回、母校の同窓会館で開催される講演会は各界の話の宝庫です。今日のスピーカーはわたしの同期の黄泰平氏(日生病院外科副部長)。上記のテーマで興味深い話を聞かせてくれました。

傷の消毒や熱中症の予防策など、ひと昔前とは180度変わった「常識」あれこれ。マジックのような腹腔鏡手術、抗がん剤の発達、モルヒネなどを使った緩和ケアなど、先端をゆく医療の話はとても心強かったのですが・・・。

後半の医療制度改革の話でさむ~い気分に。保険医療制度の破綻による医療費抑制政策で病院は困窮。過重労働が、患者が、マスコミが、医師を追いつめ、それを避けての開業ラッシュが止まらないというのです。つぶれていく医師も後を絶たないと聞いてびっくり。

生き残れるのはオペの巧い医師じゃなく、説明や事務“能力”に長けた医師だなんて、笑えませんよね。

病院をもつ市の議員としては気になる話も多く、二次会では質問攻めにしてしまいました。

命にかかわる診療科から医師が消えていく――。「人を救いたいという熱意だけで今の現場はもってるねん。やっぱり医者は聖職やと僕は信じてる」  臨床の最前線でがんばる黄くんに心からエールを。

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