忘れない震災・終わらない炭鉱

「忘れない 震災・愛・感謝・命」をテーマに開かれた恒例の「ひこばえコンサート」(主催:阪神大震災を考える会・宝塚市)。いい映画が上映されると聞いて、夜の男女共同参画センターへ。

『三池 終わらない炭鉱(やま)の物語』、97年に閉山された三池炭鉱で必死に生きた人々の姿を追ったドキュメンタリー映画です。強制連行、捕虜、国策転換、合理化、労働争議、組合分裂、炭鉱を支える女たち、労災、訴訟・・・と、たくさんの課題を凝縮。100人もの証言を織り交ぜながら、偏らず、淡々と進行する「事実」の迫力に圧倒された1時間半。炭鉱のまちの誇りや、自分たちの暮らしのために闘う人々の姿に胸を打たれました。

その後、7年がかりで三池を撮り続けた監督で、映像ジャーナリストの熊谷博子さんを囲んでトークを。

亡き祖母が旧労働省で三池の炭鉱住宅の婦人問題に取り組んでいたことを、私は古い新聞記事で知りました。私自身は「閉山」を報じた記事の記憶しかなく、三池争議や爆発事故が自分の生まれた頃の出来事と知ってびっくり! 大牟田市役所の熱心な職員達が手弁当で制作に関わったこと、「終わらない炭鉱」が「忘れない震災」と重なることなど、興味深い話を聞かせていただきました。

秋に視察で出かけた大牟田市。石炭産業科学館には時間の都合で行きそびれましたが、いつか必ず。。。         *熊谷監督(ピンクのマフラーの女性です)、主催者のみなさんと

  • facebook