子どもと本をつなぐ市民活動

後半の講師は、市民の立場で長く図書館づくりに関わってこられた安達みのりさん(写真右)。豊中市子ども読書活動推進連絡協議会の会長です。

38万7000人の住宅都市に図書館9館、図書室3つ!

さらに、子どもの読書支援活動のネットワークがチャートで示されると、「うわぁ・・・」と感嘆の声が沸きおこりました。

子どもたちがいつでも本に親しめるよう、安達さんが自宅を開放して文庫を開設されたのは60年代後半。子ども文庫は市内各地に誕生、図書館づくり運動にも発展。80年代には学校図書館にも目を向けるようになり、子どもと本をつなぐ市民の活動はその後も行政への働きかけや協力を含めて活発に行われてきたそうです。

2005年「子ども読書活動推進計画」策定後、その実現に向けて協議会が設置されています。注目すべきは豊中子ども文庫連絡会や学校図書館を考える市民の会など5団体の代表が委員となって、164もの取り組みを進めていること。すでに全小中学校の学校図書館に司書が配置済みで、うらやましい限りです。

宝塚市では推進計画が策定されたばかりですが、市民団体の参画はなく、具体的な動きはこれから。学校図書館への司書配置は阪神間でもすっかり出遅れています。

建設中の新図書館は、安達さんたち市民が計画段階から参画されたとか。35年に及ぶ市民と図書館の地道な取り組みの確かな「成果」を感じさせられました。  *愛知県から学校図書館司書のお二人も
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