
全国自治体財政自主研究会の今年の視察先は、なんと豊中~宝塚。わたしは午後の講義から参加することに。
テーマは「図書館の公共性を発展させるために」、豊中市図書館協議会の委員長で、帝塚山大学大学院法政策学部教授・中川幾郎氏が講師です。
指定管理者制度導入の見送りと「自己評価システム」を提言して、全国から注目された図書館協議会答申。図書館事業をはじめとする自治体文化政策を、余ったお金で(余暇を楽しむ人のために)行う「地方文化行政」ではなく、文化的に生きる権利を実現する政策という位置づけに、目から鱗の落ちる思いでした。
公共図書館の使命、役割とは何か。民間委託で果たせるか。来館者数や図書の貸し出し冊数のみを評価の目安とすることの間違い・・・etc. 行財政改革の“落とし穴”から、「市民づくり」の拠点としての図書館、「協働」のあり方まで、考えさせられることばかりです。
宝塚市の審議会でもお世話になっている中川先生は元豊中市職員で、バリバリの豊中市民とか。
千里ニュータウンから岡町、庄内まで、出てくる地名がわたしには懐しくて・・・。高校時代も「リビング北摂」記者時代も、このまちに独特の文化の薫りを感じていたのを思い出します。ああ、近くて遠い豊中市!




