ドーンセンターのピンチ

調べもので大阪へ出かけた足で、ドーンセンター(府立女性総合センター)に寄ってきました。

大阪府の改革プロジェクトチーム(PT)はここの運営財団の廃止を打ち出しています。事業が府の直営に? 相談業務に絞られる? 青少年会館と合体? 府の支出する約2億3000万円を今年度8000万円、来年度は1億円まで削減できるというのですが・・・。

ドーンは「夜明け」の意。男女共同参画社会の創造を理念に、社会的・経済的な男女の格差是正と女性のエンパワメントのための総合的な支援を行う施設として、堂々デビューしたときのことを私は覚えています。設計段階から各界の専門家や女性団体など多くの府民が参画、随所に女性の視点が生かされた施設としても注目されました。

女性関連情報の拠点として、また早くからDVに関する啓発や相談業務を手がけ、市町村の担当者研修を実施するなど積極的な事業を展開してきた、まさに「象徴」であり「基地」であるドーンは、府のものであって府のものでない。それが「貸し館」になるなんて、あり得ない話です。

「男女共同参画を阻む社会システムや慣行を『変革』する事業を展開する」(運営方針より)。

変革されたくない人々にとってはこれほど不愉快な施設はなく、財政再建を掲げてドーンを名指しでターゲットにしてきた人々に、そもそも私は「無理解」を超えたアブナイものを感じていました。

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