高校入試  データ不足で進む議論         

「新しい選抜制度のあり方検討会」を傍聴しました。2010年3月に行われる高校入試から、県の進める複数志願制&特色選抜に移行する宝塚学区。第2回は新制度の「加算点」と「学区」がテーマでした。

加算点は、第1志望にのみ素点にプラスされるもので、各校の入試の平均点の差と、標準偏差を参考に決められるとか。神戸第3学区が25点、北播学区35点、明石・尼崎の両学区(08年~)15点、西宮学区(09年~)15点、伊丹学区(同)20点。さて、宝塚学区では何点にするかという議論なのですが・・・。

教員代表も、PTA代表も、口々に「数字の意味や目的がよくわからない」。

市教委は昨年から全小中学校の保護者に新制度の説明をしてきたのに、加算点の趣旨くらいなぜ説明しないのでしょう (わたしが今、県教委に確認しましょか? って言いたいくらい --#)。

単独選抜制から複数志願制に移行した神戸や北播は、学力による序列化を緩和するねらいで加算点が多めに設定されているはずです。総合選抜制から移行する学区は、もともと序列がないので少なめ。

多いと逆転現象が生じかねないので、加算点は「なし」か、それが不可能なら10~15点と「少なめ」を要望することで意見がまとまりました。

残りの時間は「学区」について。「4校では選択肢が十分といえず、将来的には他学区との統合を」「ただし混乱を避けるため、当面は今の学区で」と、予想どおりの展開です。

次回(10月 日)は「特色」について。昨年度までの検討委員会に引き続き、高校の校長もメンバーになっていますが、各校とも選ばれる高校への“競争”がスタートしている気配がひしひし・・・。

それにしても、「データがないのでわからないが・・・」を枕詞にしながらの議論で大丈夫なのか。

みらいネットは、市教委に提出した要望書で「具体的な資料に基づいた客観的な議論を進めること」を求めています(4月30日・下記)。事務局はもっと積極的な情報収集に努めてほしいものです。

http://www.teramoto-sanae.net/pdf/080430koukou_youbou.pdf

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