家庭か仕事か

日本板硝子(株)は買収した英・P社から迎え入れた社長兼CEOが、就任後わずか1年余りで辞任すると発表した。辞任の理由は家族の問題とされ、社長は「日本の古典的なサラリーマンのように会社第一にはなれなかった」と述べている。(26日)

6000億円の買収劇から3年。社名を守った代わりに実質的な経営権をP社に委ねる格好となったN社は日本型経営から大きく方針転換、リストラと異動の嵐が吹き荒れました。世界不況で3月期連結決算は赤字に転落。今期に入ってようやく回復の兆しが見え、さあ!という時に――正直、びっくり!です。

ご子息は16歳。思春期における父親の存在は重要ですし、家族の時間を大切にしたい気持ちもよ~く理解できます。家庭を優先させたイギリス人社長を評価する声は、(単身赴任だらけの)わたしの周りでは少なくありません。わたしも、日本のビジネス界への「一石」として拍手したいところなのですが・・・。

この件が投資家の嫌気売りを呼んで株価は超下落、社員の士気や業績回復への影響も懸念され…との記事を目にすると、思いはフクザツ。トップは公人ですからね。

うちの息子も16歳。父親の単身赴任歴は通算13年、N社の社員です。←辞められても困るしなぁ。。。

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