漫画アニメによる町おこし

松江からの帰り道、鳥取県境港市の水木ロードに寄りました。朝ドラ「ゲゲゲの女房」の舞台で、漫画家水木しげるのふるさと。漁業と水産加工業の不振にあえぐ町が妖怪をテーマにした町おこしで一躍人気の観光地に〝変身“したサクセスストーリーでも注目されています。

5年前、まちづくり調査特別委員会の視察で来た時はここまでブレイクしておらず、妖怪列車や記念館で盛り上がっているのは若手?のみ。委員長の私は先輩議員たちから無言のプレッシャーを感じたものです。

ちょうど京都国際マンガミュージアムができた頃でした。アンパンマンミュージアム(香美市)、三鷹の森ジブリ美術館(三鷹市)、石ノ森萬画館(石巻市)、ちびまる子ちゃんランド(静岡市)、いがらしゆみこ美術館(倉敷市)など、90年代後半からこの種の記念館・博物館の設立が相次いで、今や60館以上。

ブームの火付け役となったのが、実は1994年のわが手塚治虫記念館なのですが――。

けさのニュースで、川崎市にオープンする「藤子・F・不二雄ミュージアム」が紹介されていました。東京では大学とのコラボでマンガ図書館、北九州市や熊本県でもマンガミュージアム構想が進行中とか。

業界はますます活況なのに、うちは来館者数が伸び悩んで毎年赤字。入館料を200円引き上げました。

「マンガの神様」の評価は不動でも、観光施設としての魅力は別物です。街じゅうを手塚ワールドにと期待されながら、できない事情がもどかしく、そうこうするうちに「もっていかれた」感アリ。。。

今後はよその館とどう連携して集客につなげるのか、開館20周年のリニューアルでどんな館にするのか、まちの活性化に生かす道はないのか、考えなければならないことがたくさんあります。

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