
入社試験の集団面接で3番目に尋ねられたのが母校の校訓でした。「愛」や「奉仕」の入ったフレーズをきれいに唱えるお嬢様たちに気圧され、最後に私が「剛毅木訥、質実剛健」と答えると、何とも言えない沈黙が・・・vv; そのあと人事部長から私だけ「宮本武蔵の五倫の書で***」などと試されて、半ベソかいておりました。
大阪・弥生会館で開かれた熊本大学関西武夫原会へ。今年は第60回生を迎える記念総会で谷口功学長の講演が行われました。テーマは「熊本大学60年の歴史とわが国の将来に向けた役割」。スクリーンになつかしい景色が映し出されます。
再春館(医学校)から255年、第五高等中学校から125年の歴史と伝統を誇る熊本大学。五校の第3代学長は講道館の加納治五郎、教授陣にラフカディオ・ハーンや夏目漱石、卒業生に寺田寅彦、佐藤栄作、池田勇人らがいることはOBの伯父や父から聞いていました。
新制熊本大学の誕生は1949年。6つの学校が統合されて、法文・教育・理・医・薬・工の6学部(学生1070名、教職員1284名)でスタートしています。私の頃は法と文が分かれて、法学部の女子は学年でたったの7人!(同級生に「女子(おなご)が何しに大学ば来た」と言われて倒れそうになりました 0_0)。
まだまだ硬派のイメージが強く、「女子(じょし)もおるん」と意外がられることも。すこし先に宮崎美子が出ていなければ、就活はもっと苦労したかもしれませんね。
なお、今も使われているこの建物は熊大のシンボル「五高記念館」で、正門・化学実験場・工学部研究資料室とともに国の重要文化財に指定されています。キャンパスに4つも重文を有するのは熊大だけらしく、「坂の上の雲」のロケはここで行われていたそうです。




