「ベルばら」世代

5月2日から始まった宙組公演「ベルサイユのばら ―オスカル編―」。宝塚大劇場では今日が最終公演でした。

100周年でにぎわう報道に加えて、すぐ近くに住む私には観客の興奮がふつうに伝わってきます。私は4日に観てきました。公演3日目、それもゴールデンウィーク中のチケットが手に入った幸運に感謝して――。

オスカル(凰稀かなめ)、アンドレ(朝夏まなと)のかっこよさといったら!

特別な歌劇ファンでない私も、初めて観た友人もしびれっぱなし。思わず反応してしまった台詞がいくつもあります。

その1、「おれたちの代表を締め出した」。さらなる重税を課すために開かれた三部会。平民議員たちは議場に入れず、怒る市民が口々に叫びます。議員=おれたちの代表、に、ドキッ・・・

その2、「わたしの屍をこえてゆけ!」。平民議員に銃を向けるジェローデルと近衛隊にオスカルが言い放つ、あまりにも有名な台詞です。

その3、「女性にも生きる権利はあるはずだ」。オスカルのつぶやき、前からありましたっけ?

「ベルばら」初演から40年。少女マンガが苦手だった私も、教室でまわってきたコミック本を読破し、安奈淳&榛名由梨の舞台も大阪から観に行きました。自由、平等、友愛、信念、愛――随所にちりばめられたメッセージは若い心にストレートに響き、人質役のお姫様に自分を投影できない女子たちは闘うヒロインに憧れたものです。おそらく理想の男性像をも変えたんじゃないでしょうか。

愚息によると、「フランス革命前後の世界史のテストは女子が圧勝」とか。「ベルばら」の影響は絶大です。

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