「市長与党」ではいけない理由 

 4月に統一地方選挙を控えた今こそ考えたい、「地方議会はどうあるべきか」――『駅前議会』が14年間模索してきた問いに、北川節がさく裂!

「”市長与党”を公言する候補者は落としてしまえ!」

 中川智子市長は共産党と社民党、民主党が推して3度目も圧勝。その市長に、保守政党のベテラン議員が推薦を求めたらしいと聞いて(なんやそれ)と呆れていたところです。

 私自身は市議会に政党事情が持ち込まれるのをよしとしませんが、さすがに違和感があるのと、それ以上に、かつて議会改革を進める議会の象徴として全員で議長に推した人が市長に借りをつくってしまうことにがっかり。

 

 二元代表制のめざすものと地方議会の役割について、北川氏はわかりやすく説明されました。

 その1、首長がやりたがらない政策を立案するのが議会である。

 その2、住民のためにならない議案は否決する。それが議会の責任、そしてプライド。

 その3、政策は、長×議会の機関対立から生まれる。

 その4、ゆえに”市長与党”はあり得ない。       

 その5、気概ある議員、住民とつながる議会こそが明日を変える。

 1について。この3月議会で改正案を審査する宝塚市犯罪被害者支援条例は、渡部市長時代に寺本さなえと仲間の議員が議員提案し、総務常任委員会から再提案したものですが、当局は非常に消極的でした。

 3について。宝塚市パブリック・コメント条例は、議会にかからない市長案に「待った」をかけるために議員提案されたのがきっかけです。

 市長の汚職逮捕が続いた後、私たちは「開かれた・討議する・透明性の高い議会」をめざして基本条例をつくり、懸命に仕組みを整備してきましたが、当時の方が議会としてまとまりよく機能していたのではないか。

 また、都道府県議会で三重県議会だけが早くから議会改革を進めていたのは、型破りな北川知事に対抗する必要があったからではないかーーそう思えてきました。

 

#議会改革#市民ネット発第42回『駅前議会』#議会レポートVol.50

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第42回『駅前議会』~北川正恭氏 再び議会を語る!~

 市民と議員がまちづくりを語る場として、寺本さなえの会派が2005年から続けてきた『駅前議会』。今期最終となった今回、一昨年の記念講演で「もう一度!」とのご要望の多かった政治学者・北川正恭氏(早稲田大学大学院名誉教授・元三重県知事)を迎えて、あらためて議会のあり方について考える機会をもちました。

 

 前回は、地方分権の時代は「国頼み」ではなく「わがまちのことは自分たちが決める」が大原則。その民意を反映するのは、(たった1人の首長ではなく)いろんな地域・世代・出自の住民代表で構成される議会に他ならず、「議会は行政のチェック機関に貶められてきたが、政策立案機能をもつことを自覚すべき」「執行権者ではなく、議会が頑張らないと地方創生はできない」と力説されました。

 北川氏は続けます。「2000年の地方分権一括法で、地方議会のはたらきは格段に大きくなった。それで政務調査費が制度化されたのに、まだ追認議会は多い」。地方自治の本旨は、長×議会の機関競争。多数意見を反映しなければならない首長に対し、市民の声を拾い、少数意見を反映した、新しい政策を立案するのは議会の役割です。

 また、市民からの要望を受けた議員が個々に長に“お願い”するのではなく、議会全体で課題として対応する。そこに市民が参画しないと、結局は権力者に都合のよい社会になってしまう――いつか来た道のように。

 「地方自治は民主主義の学校」(イギリスの法・歴史学者J.ブライス)という意味を、こう説明されました。

#議会改革 議会レポートVol.50

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知ってほしい「もうひとつのオリンピック」のこと

 2020年東京開催で注目されるオリンピック&パラリンピック。みなさんは「もうひとつのオリンピック」と呼ばれるものをご存じですか。
 知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じて提供しているのが「スペシャルオリンピックス(SO)」です。日本では1994年に熊本県からスタートし、都道府県ごとに支部が置かれています。

 理事長は有森裕子氏。海外では「パラ」よりメジャーなんですって。

http://www.son.or.jp/

 兵庫県では11の地域でプログラムが活動中で、アスリート488名、ファミリー475名、ボランティア480名、会員総数1443名。尼崎プログラムがボウリング・競泳・フィギュアS・スピード・卓球、西宮は競泳・ボウリング・テニス・陸上・スノーシューイング、芦屋は競泳とテニス、伊丹は競泳とバレーボール。わが宝塚ではボウリングと卓球が行われています。

https://www.son-hyogo.jp/

https://www.facebook.com/son.hyougo.takarazuka/

https://sonhtk.exblog.jp/

 ご縁あって数年前からSOに関わってきた私。昨日は本会議の後、神戸市立青少年会館で開かれた理事会に出席してきました。井植豊子理事長、武田壽子事務局長をはじめ錚々たる顔ぶれです。

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