コロナの年の成人式

 ミレニアムベビーと新世紀ベビーが成人しました。異常気象や災害と隣り合わせで育ち、コロナ禍の最中にこの日を迎えた皆さん。心からお祝い申し上げます。

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、成人式を中止や延期、オンラインで開催した自治体も。宝塚市では新しい宝塚ホテルで、3部制・時間短め・来賓を最少にして開催されました。大阪市と神戸市が直前に中止したこともあって、「1時間おきに市のホームページをチェックした」と親ごさんや美容師さんたちは気をもみっぱなしだったとか。

 自治体が成人式を主催する意義について、これほどメディアで取り上げられた年はないでしょう。ほぼ毎年来賓席で若者たちを見てきた私は、大人になった喜びを友人たちを分かち合い、未来を考える機会の大切さを実感。ふるさとや国の未来もですが、中川市長が何年か前の式で伝えられた「幸せになろうと決意する日」ということばが、私は気に入っています。

 市長や議長のメッセージはオンラインでも届けられますが、同級生が集まるリアル成人式の感動はひとしお。名簿のない時代、新たなつながりのきっかけになればいいし、380万円余を支出する価値は十分あるでしょう。

 *宝塚高校の卒業生の皆さん。撮影時だけマスクをはずして笑顔を見せてくれました

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