京都駅周辺で進むアート系再開発と多文化共生 ~春の近畿市民派交流・学習会~

2023年、部落解放運動の舞台となった京都市下京区・崇仁地区に京都市立芸術大学が移転し、大学内には世界人権問題研究センターも入りました。隣接する東九条には多くの在日韓国・朝鮮人が暮らし、今はアートを軸にした再開発が進んでいます。

ジェントリフィケーションへの不安から、地域コミュニティの尊重を求める住民の声も――。

春の学習会は、①京都駅周辺の公営住宅跡地を活用したアート系再開発、②外国籍市民等意識調査の分析と施策への反映、の二つがテーマでした。

まず、世界人権問題研究センターで山本事務局長のお話を聞いて、人権図書館を見学。その後、柳川銀行記念資料館、高層市営住宅(用途廃止)、NY発の体験型アート施設「Superblue」予定地、チームラボのミュージアム、市営住宅跡地、緑地予定地、村上隆の制作スタジオ「カイカイキキ」予定地、南岩本公園などを、都市計画局職員の案内で歩いて回りました。

午後は地域・多文化交流ネットワークセンターで、外国籍市民等意識調査についてのレクチャーを受けました。


京都駅東南部エリア活性化基本方針の対象面積は22.17ha、その中心となる東九条地区住宅市街地総合整備事業は9.43haに及ぶ大プロジェクトです。

fJR京都駅のすぐ裏に、最近までバラックや雑木林の残る町があったことを知った私。被差別の歴史と行政施策の変遷、都市計画、公営住宅政策、多文化共生、そして「アート」と「若者」を掲げた再開発と住民の暮らしについて、多くのことを考えさせられました。

▲ミントグリーンの銀行建築が目を引く柳川銀行記念資料館(京都市登録有形文化財)銀行は町長らが被差別部落の住民の自立をかけて設立した

また、宝塚市国際交流協会に長く関わる者として、外国籍市民の実態調査にも関心を持ちました。

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