電力会社のメーターは、電波を使って検針するスマートメーターにほぼ置き換わっています。
ただ、要望すれば電波の送受信を止め、従来どおり検針員さんが訪問する方式に無料で切り替えることができ、これを「オプトアウト」と呼びます。
ところが資源エネルギー庁は、2028年4月1日以降、このスマートメーターを拒否する人から料金を徴収する方針を示しました。
なんと、オプトアウト1件につき4万4千円! 電磁波過敏症の患者さんにとっては大きな負担です。自宅だけでなく、近隣のお宅にも協力してもらう必要があり、10件以上になるケースもあるそうです。

「香害をなくす議員の会」ほか4団体で、このオプトアウト有料化問題を学ぶ機会をもちました。
化学物質過敏症の患者さんの中には電磁波にも反応する方がいて、人がつくりだす環境による健康被害という点で共通しているからです。
わたしが電磁波問題を知ったのは、もう30年近く前。化学物質過敏症の取材で訪ねた科学者から「鉄塔の下に平気で学校を建てるのは日本だけだ」と言われて、衝撃でした。
もうひとつ、彼が指摘していた紫外線の害はその後大きな社会問題となり、わたしが保育所保護者会から市に提案して完全スルーされた“ネックフラップキャップ(たれ付き帽子)”も、今ではすっかり必需品になっています。




