
熊本に来たら、ほぼ毎回立ち寄るのがここ。今回も帰りの新幹線を遅めにして観てきました。
「秀島由己男展 ダークファンタジー/ミステリアス 水俣が生んだ異才」
恥ずかしながら、秀島由己男(1934–2018)という画家・版画家の名前を初めて知りました。が、作品の前に立った瞬間から圧倒されます。
きびしい生い立ち、石牟礼道子との出会い、静物へのまなざし、霊歌のシリーズ、天草・島原の乱を描いた大作群、そして自己研鑽のために集められた美術・工芸コレクション。
展示を進むほどに、この作家の世界へ深く引き込まれていきました。
シュールでありながら、ただ不気味なだけではない。
画面の奥に、彼の人生にまつわる物語や祈りのようなものが静かに息づいていて、鑑賞後も半端ない余韻が残っています。
同時開催中の震災関連イベントも気になって――。




