議員定数に「正解」なし

夜7時から開かれた三田市議会の第5回議員定数問題特別委員会「議員定数問題を考える市民公開フォーラム」を傍聴させていただきました。

基調講演「今、議員・議会に求められているもの」。講師は、関西学院大学総合政策学部教授の村上芳夫さん。

●諸外国の基礎自治体政府の形態について。日本の自治体は(首長×議会の)機関対立主義をベースにした二元代表制。首長の圧倒的優位なシステムである。自治体議会に「与党」「野党」は存在しない。

 

●議会の「正統性」の揺らぎについて。議員活動の範囲と量は? これまでの自主改革はどう評価される?

●議員定数の根拠は「なし」。定数設定の基準も「なし」。すべて自治体の方針次第。

三田市議会は委員会中心主義をとっているが、議論ができる委員会規模について基準は「なし」。

江藤俊昭教授(議会制度の研究者で第29次地方制度調査会委員)は7〜10人が適当とし、ケネス・アロー(20世紀で最も重要な経済理論家とされる)は「9人目で決まる」と言っている。

●議会改革の本質として、議員定数・議員報酬だけを断片化しないほうがよい。

議会改革やまちづくりと関連させた総合的な議論が必要。

●三田市議会の取り組みについて。委員会での審議に回数を重ねているなど評価できる点も多い。

議会報などよい改革をしているが、住民との議論はやや不十分だったかも(←宝塚市議会もです!) 

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