市職員の不祥事について  議員総会 (30日)

市立養護老人ホーム「福寿荘」の入所者預かり金約442万円、市立病院の医局費など約131万円をそれぞれ職員が着服していたことが発覚。8月27日の新聞で報道されて市民の怒りと失望を呼びました。

このような不祥事がなぜ起きてしまったのか。市議会は議員総会を開いて、事件の概要と関係者の処分、今後の取り組みについて、当局に説明を求めることに――。

質疑を行ったのは5人の議員(1人は無所属)。わがユニットFからは大河内議員がおもに福寿荘の管理監督体制について質疑を展開しました。

介護福祉員による犯行が4年もの長期にわたって気づかれなかったのは、金銭管理の大原則であるダブルチェックが行われていなかったことに他なりません。本人は懲戒免職、荘長は部下の指導監督責任を問われて10分の1(1カ月)、前任者も同様の減給処分を受けましたが、荘長自ら(マニュアルどおりに)日常の管理責任を果たしておれば事件は防げたはずで、処分が軽すぎるのではないかと質しました。

これに対して、当局は「前例にない重い処分である」とし、一事不再理の原則から処分の再検討は行わない考えを示しました。指導監督不適切以外の直接の責任についてはふれず。

次に、昨年発生した同様の事件(光ガ丘中学校の事務職員による修学旅行費積立金着服)の教訓がなぜ生かされなかったのか、です。

「あれは県費職員の起こした事件で、処分は県がおこなった。市として指導はしていない」。

これにはびっくり! 市立中学校で起きた事件ですから、学校園はもちろん市のすべての部署に金銭管理業務の再点検を呼びかけるべきで、仮に上からの指示がなくても各職場で気を引き締めてかかるのが当然ではないでしょうか。福寿荘はこれをスル―しました。(続く)

  • facebook