宝塚市議会では議員の住所によって(武庫川の)右岸・左岸に分かれて候補を出し合い、指名推薦で選ぶのが慣例。委員の任期は4年ですが、これも慣例で2期8年としています。
この方法でどんな人が選ばれているかといえば、新人以外はみんなが知っている議員OBと、誰かの知り合いの「人格高潔で、政治及び選挙に関し公正な識見を有するもの」(同182条)であろう人。
ちなみに現職の就任時の年齢は64~74歳で平均70.2歳、今は+4歳です。
すこし前に、全国的に選挙管理委員会の形骸化と報酬のあり方が問題視された時期がありました。宝塚市でも月額6万9100円の報酬が“勤務”実態に見合わないとして、2012年に「日当制」(1万3800円)への見直しを行っています。私自身は、行政委員会の位置づけと委員に期待されること(日常的な活動、専門性など)を考えると、会議出席に対する費用弁償とは性格が異なると思うのですが、それはさておき。
選挙管理委員会の形骸化はだれの責任か、です。
4年前の選管委員選挙で、末期がんで闘病中の議員OB(74歳)を再選することに反対した私は爽新会(当時)の議員たちから「血も涙もない女」となじられ、押し切られてしまいました。
たとえお世話になった先輩でも、すでに何カ月も会議を欠席している人を再選するなど、選管軽視、議会としては無責任以外の何ものでもなく、最終的にご本人の名誉にも関わることだと、1人主張し続けたのですが。
議会改革の進めっぷりを自負する議会が、選管委に自分の選挙の関係者や支援者を推薦する。85歳の方を推薦した議員もいて、補充員とはいえこれがまかり通るフシギ。密室協議のこわさです。
そんなこともあって、15日の代表者会で私は「公募制」を提案しました。議会が市民の中から選管委員候補者を募集し、小論文と面接で選ぶ制度を神奈川県海老名市が導入しています。ただ、手続きに一定の期間を要することから、今回は従来どおりの方法で選出することに。
そうくるだろうと予測の上。私は公募制の考え方を共有したかったのです。
*2011/09/06「選挙管理委員選びで紛糾」、2012/11/27「選管委員の報酬日額制へ」←“選挙管理委員”で検索を。




